広島さん。

某カープ好きグループにてだらだら書きました。

その十九。

僕の同級生、広島さんはとなりのクラスの人気者。
だけど僕にだけよく分からない事をいいにくるのが玉に瑕。

『湯川くん』
『何、広島さん』
『この連休は盛り上がったね!』
『あぁ、ファン感謝デーの』
『(食い気味に)高専ロボコン!!』
『まさかの肩透かしだね』
『準決勝の函館高専のまさかのジャイアントキリング!』
カープの話をしないと怒られるよ。それでなくてもギリギリの投稿なんだから』
『ところでさぁ、湯川くん(ニヤニヤする広島さん)』
『広島さんの表情、いやな予感しかしないね』
『知ってる?カープの新しいキャッチ?すい、きんちかもくって!(思い出し笑い)』
『水金地火木どってんカープ、だよね?』
『(爆笑する広島さん)やめてぇ!!云わないでぇっ!!ゲーハッハッハッ、ゲーハッハッハァッ!!』
『年頃の乙女とは思えない嬌声だね』
『だって、だって、すい、きん、ち、かもく・・・ギョーホッホッホッ!、ミョーンピッピィ!!(爆笑しながらその場にうずくまる広島さん)』
『広島さん?広島さん!?だれか、この教室の中にお医者様はいらっしゃいませんか?(錯乱する湯川くん)』

(隣のクラスから広島さんの親友、岩国さん登場)

『リコちゃん』
『ミューピピイヘッ!!ホーゴカカッ!!(悪霊に憑かれたように笑い続ける広島さん)』
『・・・ごめんね、湯川くん。すぐ保健室つれてくから』

(細長い砂袋を広島さんの首筋に直撃させて、大人しくさせる岩国さん)

『岩国さん・・・』
『たまーにこうなっちゃうんだよね。(広島さんを背負おうとして)あれ、リコちゃん太った?』
『保健室まで手伝うよ、岩国さん』
『ありがと』
『シーズンまでに、広島さんがこのフレーズに慣れてくれることを心から願うよ』
『それは絶対大丈夫。リコちゃん、カープ大好きだから』
『・・・そうだね』

そう、僕の同級生、広島さんはとなりのクラスの人気者。
だけど僕にだけよく分からない事をいいにくるのが玉に瑕。

たまにああなるんだ・・・。