その五十二。
僕の同級生、広島さんは隣のクラスの人気者。
だけど、僕にだけ訳の分からない事をいいに来るのが玉に瑕。
『ねぇ、湯川くん!!』
『何、広島さん?』
『今日みたいな試合、丸さんはどう思ってるのかな?』
『・・・これはあくまでも、僕の個人的な希望だけど』
『うんっ!!』
『ちくしょう、やっぱりいいチームだよな・・・って、苦笑いしてるんじゃないかな』
(湯川くんの言葉を聞いた瞬間、湯川くんをハグする広島さん)
『私と一緒だ!!』
『(ドギマギしつつ)あ、あぁ、そう・・・』
『いーっしょや、いーっしょや!!』
『そ、そうだね・・・(ハグが解かれないのでドキドキの湯川くん)』
僕の同級生、広島さんは隣のクラスの人気者。
だけど、僕にだけ訳の分からない事をいいに来るのが玉に瑕。
ってか、なんでダイラケを知ってるんだ?